看護師として転職を考える時、転職に適した時期はいつなのか気になる人も多いだろう。適する時期は目指すキャリアによって異なる。たとえば現場で経験を積みたい、スペシャリストやジェネラリストを目指して専門的な知識や技術と学びたいと考えているなら、3年目から5年目がおすすめだ。これほどの実務経験があれば採用側からも即戦力と判断してもらえるため、自分が希望している分野や職場へ転職しやすい。
次にマネジメント職を目指す人には、6年目から10年目が最適だ。これだけの実務経験があると看護師の経験や知識や技術が十分で後輩の指導経験もあると判断され、マネジメント職での即戦力として期待されるのだ。実務経験が11年以上になると管理職を目指す人に適した時期となる。ベテランとして評価され現場での即戦力で重宝されることはもちろんだが、今後の職場環境の改善や現場の取りまとめなどを任される方が多くなる。
また、1年の中でも月によって求人倍率は異なり、転職活動に適した月というものがある。適している月は1月・2月・6月・7月・9月・11月で、その理由は年末であったり、ボーナスの後に離職者が増えたりするためだ。そして、月初と月末は人事や総務は忙しいケースが多いことから、中旬に求人に応募すると良いだろう。
転職に適しているのがいつか判断できない場合には、転職エージェントを利用するなどしてプロの意見を参考にすると安心して転職活動を行えるのでおすすめである。